先ごろ開催された「バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会」神奈川県大会で、麻生区を活動拠点とするサッカークラブFCパーシモン(三浦大輔代表)が優勝した。同クラブは8月の全国大会に初出場する。
FCパーシモンはサッカー主体のクラブのため、通常のサッカー練習とは別にフットサルの練習日を設け、任意参加の選手で大会に挑んでいる。10回目のチャレンジとなった今大会は12歳以下チーム(U-12)と11歳以下チーム(U-11)が参加しU-12チームが見事優勝を果たした。
昨年U-11として出場しベスト8で敗退していたU-12チーム。今大会は2日間のトーナメント全5試合で総得点36、失点7という好成績で大会を制した。キャプテンの加藤大地くん(調布市立第一小6年)は「緊張してうまくプレーできない場面も多かったけど試合中はチームの調子が良かった。皆で全国に行きたいという気持ちが強かった分、優勝できたと思います」と振り返る。
チームを率いた青木裕監督は「今回は大会の日程上、総合力で完成しているチームが少なかったのも自分たちが躍進できた要因の一つ。2日で5試合という試合数は厳しい面もあったが子どもたちが気を抜かずに走りぬいた結果なので素直に嬉しいです」と語っている。
合言葉は「やればできる」
現在、幼児クラスから小学6年生まで約140人が上麻生の麻生水処理センターグラウンドで曜日や時間ごとに練習している同クラブ。柿(=パーシモン)をイメージするオレンジと緑がトレードマークだ。
練習着などにプリントされている「Si Se Puede!」は2002年のクラブ設立時からの合言葉で、日本語は「やればできるさ」。三浦代表は「子どもたちには結果だけでなく、チャレンジする姿勢などもサッカーを通じて学んで欲しい。チームとしてはまだまだですが今回の優勝は選手やスタッフ、保護者の方々にとっても悲願だったので、色々な面で大きな自信に繋がったと思います」と話す。
同チームは8月14日から16日まで東京駒沢体育館などで開催される全国大会に県代表として参加する。
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