写真右から岩倉副隊長、白井隊長、福田市長、吉田事務局長
川崎市が市内の都市景観づくりに貢献した団体や企業に贈る「平成27年度川崎市都市景観形成協力者表彰」を３月24日、川崎市役所で実施した。22回目となった今年度の対象は１団体と２企業で、麻生区から「あさお落書き消し隊」（白井勇隊長）が表彰を受けた。
あさお落書き消し隊は10年以上継続して新百合ヶ丘駅周辺での落書き消しを行ってきた実績や、「出前落書き消し」として市内各所へ活動の場を広げることで景観への意識啓発に貢献してきたことが評価されての表彰となった。
交流と連携でこれからも
表彰式には今年度表彰を受けた（株）イトーヨーカ堂、キヤノン（株）の関係者と、落書き消し隊から白井隊長のほか、メンバーである岩倉宏司副隊長、吉田謙司事務局長らが出席し、福田紀彦市長から感謝状と記念品を受け取った。
福田市長は「あさお落書き消し隊の活動は十数年前から、麻生区のみならず川崎駅での活動実施など、全市的な広がりになっています。川崎の景観はちょとずつ良くなってきていますので、これからも市内の景観形成に協力をお願いします」と、感謝と激励の言葉を送っていた。
白井隊長は「隊員の皆様や行政の協力などもあり継続できた活動。街がきれいになると犯罪防止にも繋がるという思いで、地道ではありますが、様々な団体の方々と交流、連携しながら活動を続けていきたい」と話していた。
落書き消し活動の様子(写真は過去)
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