今も里山の田園風景が残る麻生区内黒川地区を活性化させようと12日(土)から、野外アート展「黒川里山アートプロジェクト」が開かれる。黒川地区と和光大学、明治大学、作家らが連携して行うもので、昨年プレ開催されたイベントが、本格開催されるかたちだ。
昨年のプレ開催で好評を得たという「サトヤマアートサンポ」は、昔ながらの里山の面影が残る黒川地区を舞台にした、和光大学芸術学科による野外アート展(主催/和光大、明治大学・川崎市黒川地域連携協議会)。地元農家や明大と連携し、12日から20日(日)まで、和光大生らの作品が黒川駅からセレサモス、明大黒川農場にかけて、収穫・刈り入れの終わった秋の田園風景の中に散りばめられる。
また、同プロジェクトの一環として今回初めて開催されるのは、「緑と道の美術展in黒川」(黒川緑地管理協議会、アトリエIZUMI主催)。隣接する町田市にある「アトリエIZUMI」主宰・宮沢泉さんの「ぜひ黒川地域のあいている場所などに作品を展示したい」という声から実現した。11月12日から12月11日(日)まで、はるひ野駅から、黒川海道緑地、セレサモスの間の緑地を、石や木、金属などの素材をいかしたアートが彩る。
ともに入場無料。今月12日・19日(土)には作家とともに楽しむ散策ツアーも開催(予約制)。12日は明大黒川農場収穫祭との同時開催にもなり、盛り上がりが期待される。詳細・問合せは区企画課(【電話】044・965・5112)へ。
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