3月末まで工事予定
新百合ヶ丘駅の南口駅前広場再整備が今月16日に始まった。同駅周辺では近年、車両の交通混雑が社会問題化。川崎市は、同広場にあるスロープを撤去し、道路のスペースを広げることで、混雑緩和を図る考えだが、その一助となるか注目が集まる。
新百合ヶ丘駅周辺では近年、特に休日や雨天時などに交通渋滞が慢性的に発生している。そこで市は、南口駅前広場に設置されているスロープを撤去し、広場のスペースを広げ、一般車やタクシーの乗降場側を再整備し、交通の円滑化を狙う。バリアフリーを目的につくられたスロープは、設置後に駅改札から近い場所にエレベーターが設けられたことで、車いす利用者などからあまり使用されなくなっていた。
今回の再整備では、車両動線の整理・明確化や広場内の線形改善による交通の円滑化、ユニバーサルデザインタクシー乗り場の整備や身体障害者乗降場の再配置によるバリアフリー化、そのほか、横断歩道がないにもかかわらず、多くの人が横断しているバスの出入り道路には、横断防止柵の設置をし、安全性の向上を図る。
工事の実施期間は今年3月末までを予定。工事期間中も広場内の道路を利用できる。市は「再整備により、車両通行の一層の円滑化を図り、利用しやすい駅前広場の運用を図ってまいります。交通ルールの順守、交通マナーの向上などご理解、ご協力をお願いします」としている。
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