麻生消防署は第63回文化財防火デーの一環として先月25日、高石山法雲寺で訓練を行った。
同寺には、川崎市重要歴史記念物に指定されている木造阿弥陀如来坐像が所蔵されており、本堂で火災が発生した想定で訓練を実施。関係者の通報、私設消火栓を利用した周辺住民による初期消火訓練、模擬像を使用した文化財搬出訓練、消防隊による一斉放水などが行われた。同消防署の山本勉署長は「文化財を守るには、地域の皆さまの連携・協力等の心構えが必要になってきます。今回の訓練を機に、地域の防災意識のさらなる向上を目指していきたい」と話した。
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