麻生区はあす4月1日、麻生区で活動する市民団体の検索サイトをオープンする。区内に散在する市民団体の情報を一元化して、区民がスムーズに探せるようにし、地域活動への参加を促す狙いだ。
登録される市民活動団体は250件以上見込まれており、音楽や演劇、スポーツ、ボランティアなど分野はさまざま。順次増やしていく予定という。
麻生区内では近年、地域人材の発掘や育成が地域の課題だった。従来も、麻生市民交流館やまゆりに利用登録団体を公開するデータベースがあったが、そのほかにも麻生市民館(区生涯学習支援課)や区社会福祉協議会などに地域活動の相談窓口があり、情報が散在していた。そこで、市民館、交流館やまゆり、区社協の情報を集約。データベース化し、区生涯学習支援課が交流館やまゆり(NPO法人あさお市民活動サポートセンター)にサイトの運用を委託する予定だ。
同市民館の三枝正孝館長は「従来から各機関に相談員もいるので、情報が統合化され、連携が強化され、効果的な案内ができるのではないかという期待もある」と話す。
また、市民活動団体への参加はシニア層が多いが、裾野を広げていくためには若い層の参加も必要。活動日での検索も可能となっており、平日仕事をしながら土日に参加できる団体を探せるようになっている。そのほか、活動エリア、募集状況、会費、会員数、初心者・未経験者でも絞り込み検索が可能。同サイトはパソコン、スマートフォンから閲覧できる(【URL】http://asao-act.org)。「地域貢献につながる活動などの活性化に期待している」と三枝館長。
問い合わせは、区生涯学習支援課(【電話】044・951・1300)へ。
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