区内栗平周辺と稲城市の新興住宅地を結ぶ道路が4月25日に開通した。稲城市方面へアクセス手段が増えることでの利便性向上や、麻生区と稲城市の一体的なまちづくりの推進など相乗効果も期待されている。
新たに開通したのは都市計画道路栗木線の稲城市との境区。開通区間は麻生区栗木2丁目10番地先及び栗木台5丁目3番地先。栗平駅周辺の住宅地から、稲城市で実施されている稲城上平尾土地区画整理事業のエリアを結ぶ道路となる。
道路整備は土地区画整理事業の進捗に合わせ、2015年3月から今年3月までの工期で進められていた。道の開通によって栗木方面から若葉台へのアクセス向上、稲城市方面からは栗平駅に向かう生活道路としての役割が期待される。川崎市道路河川整備部は「新百合ヶ丘方面へ向かう平尾中央通りなどの交通量が分散されるほか、整理事業全体では両市の一体的なまちづくりによる効果も期待できる」としている。
両市関係者による式典も
25日には現地で交通開放式典が開催され、北沢仁美麻生区長や高橋勝浩稲城市長、土地区画整理組合関係者ら50人以上が出席。テープカットや道路管理車両先導による一般開放行事が行われた。北沢区長は挨拶で「稲城市や稲城上平尾土地区画整理組合の方々の尽力で今回の開通に至った。利便性が向上されることで文化交流など地域の活性化にもつなげていきたい。稲城の方々に麻生区のイベントなどに足を運んでもらえたら」と語っていた。
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