柿生仏教会が「花まつり」を広く知ってもらおうと、5月14日(日)、昭和音楽大学ユリホールでの「花まつりチャリティーコンサート」を主催する。
花まつりは、釈迦の誕生を祝うまつり。同仏教会会長を務める修廣寺の菅原節生住職は「クリスマスほど、花まつりは認知されていない。自己の命や互いの命の尊さを確かめ合う『花まつり』を一般の人や若い層にも広く知ってほしい、何かできないかと思っていた」と話す。昨年初めて花まつりの時期に演劇を開催し、2回目となる今年は昭和音大の協力を得て、同大卒業生らによるコンサートを開くこととなった。
コンサートでは、弦楽四重奏や声楽が予定されており、花や春にまつわる楽曲などが披露される。震災による被災者のためにつくられた「春なのに」も曲目の一つとなっているなど、チャリティーコンサートとしての要素もあり、入場料の半額は大震災などの被災者支援のために公的機関へ寄付される。また、花まつりの習わしから、甘茶をかけられるように、会場には花御堂が設置される予定だ。
菅原会長は「花まつりを大いに祝いたい。みんなで楽しんでほしい」と微笑む。
コンサートは午後2時開演。入場料2000円(全席自由)。小学生以下は無料(保護者の同伴が必要)。会場のユリホールは同大学南校舎5階。
問合せは、柿生仏教会の各寺・修廣寺(【電話】044・988・0165)など。
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