麻生警察署(田中正博署長)で1日、ドローンを使った大震災総合訓練が行われた。
同署は今年4月、遠隔操作する無人航空機、ドローンの開発などを手がける株式会社三矢研究所(古澤利夫代表取締役社長、麻生区上麻生)と「災害発生に伴う活動支援に関する協定」を締結。この日の訓練は初めて同社がドローンの操縦などで参加した実践的なものとなった。
関係者約60人が参加した訓練では瓦礫で動けない負傷者の捜索、倒壊した建物内で動けなくなった人の確認という2つの事案を想定した訓練などが行われた。機器の操作で参加した三矢研究所の宮本直也さんは「ドローンが災害時などで有効に活用できることが再確認できた」と話していた。
同署では今後、ドローン操作ができる署員の養成も含め、活用法を検討していくという。
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