川崎市麻生スポーツセンターの館長を先月から務める 西野 弘二さん 大和市在住 53歳
人々により豊かな暮らしを
○…「一人でも多くの方にご利用いただき、健康づくり、体力づくりの役に立っていきたい」。先月16日に麻生スポーツセンターの館長に就任。「地域に貢献できる活動をし、区民のみなさまとともに、よりよいまちづくりの力になっていきたい」と語る。地元利用者とのコミュニケーションも密にとれており、チームワークのよいスタッフとともに、まずはこの継続が当面の目標という。
○…大学卒業後、家電関連の企業で営業を担当し、「当時は、家庭用の電化製品が売り出され始めた頃で、人々の暮らしを豊かにしていった」と振り返る。およそ28年続け、「家電はある程度普及してひと段落し、これからは体づくり、健康づくりが重要だと思った。別の面から人々の暮らしを豊かにしていきたい」と一念発起。麻生スポーツセンターも運営するシンコースポーツ(株)に2年ほど前に移った。
○…高知県出身。子どもの頃は毎日のように草野球をし、中学、高校ではソフトボールに夢中になった。阪神タイガースが高知県内の安芸市でキャンプを行っていたこともあり、掛布雅之さんのファン。「そんなに体が大きいわけでもないけれど、人一倍の努力をしてあそこまでの選手になった」と、その姿勢に憧れた。スポーツセンターでも「より改善すべきところは少しずつでも改善し、前進していきたい」と、地道な努力を惜しまない。
○…シンコースポーツ(株)が運営する、新規立ち上げとなった都内の中野区南部スポーツ・コミュニティプラザや、中央区総合スポーツセンターで経験を積み、今回初めての館長となった。地域でまだ利用していない人に対しても、広報活動を活発に行っていく考えだ。「イベントなどを通して、一歩踏み出せない方に、運動の背中を押すきっかけづくりをしていきたい」と、スポーツを通して、人々の暮らしをより豊かにするために奮闘する。
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