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麻生区版 公開:2017年12月15日 エリアトップへ

岡上分館で16日、地域活性と交流の催し「パーマネントライフを語ろう!」を開催する 宮田 良亮さん 岡上在住 29歳

公開:2017年12月15日

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岡上暮らしの魅力発信

 ○…自然に囲まれながらの生き方に憧れ、4月に都内から岡上の地に飛び込んだ。同じ志向を持つ住人らと知り合い「まずは何かやってみよう」と12月16日、岡上分館で地元野菜などの食体験と映画上映会などの催し「岡上でパーマネントライフを語ろう!」を開催する。「都心から近いけど、空気がきれいで農のある風景が残っている。ここを観光地にしたいという訳ではなく、自分のように、この場所に魅力を感じる人は他にもいるんじゃないかと思って企画しました」

 〇…生まれ育ちは千葉県。高2の時、音楽フェスティバルで裏方スタッフの仕事を見て音楽業界を志した。専門学校でPA(音響エンジニア)技術を学び、飲食店で働きながら活動を開始。ジャンルや会場を問わず様々な現場を請け負っていくうちにPAだけで生活ができるようになった一方で「本当に好きな仕事を追求しながら他にやりたいことを探したい」という思いも芽生えてきた。自給自足の暮らしを送る人と知り合う機会もあり「野菜作りなどに挑戦してみたい」と岡上での暮らしを始めた。

 〇…都心からほど近いこの場所で野菜作りを学び、緑地保全の活動に参加しながらPAの仕事を続けている。「子育てをしながら地域活動をしている方や無農薬野菜を追及している方など、多くの方から刺激を受けています」。地元野菜を飲食店に届ける取り組みも始まり「今は本当に仕事と地域のことが良いバランスで出来ています」と充実した暮らしに笑顔を見せる。

 〇…高齢化や空き家問題など、地域の課題にも直面し「魅力あるこの場所が10年20年先はどうなっているんだろうと考えて、自分が出来ることで貢献をしようと思って催しを企画しました。今後は農業体験などで岡上の魅力を楽しんでもらうこともやってみたい」。地域環境に魅力を感じる人を増やし、昔からの住人とも思いを共有したいと「岡上での第一歩」を踏み出す。

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