多摩区生田の専修大学グラウンドで練習を行っている中学生アメリカンフットボールチーム「川崎グリーンライズ相模原」(斉藤茂清監督)が1月8日(祝)、富士通スタジアム川崎(川崎区)で行われる日本一決定の大一番「中学生アメリカンフットボール選手権」に初出場する。
川崎リトル・ジュニアグリーンマシーンと、ノジマ相模原ライズジュニア、2つのアメフトクラブの中学生によって13年に誕生した同チーム。昨年9月から行われてきた関東6チームによるリーグ戦を5戦全勝で制し、東西1位チームによる決定戦まで駒を進めた。
一昨年のリーグ戦こそ2位(3勝1敗)だったが、それまで公式戦は1勝のみだった同チーム。今年度は前リーグ戦を経験した3年生中心の編成となり、チーム力が向上。別々の中学校から集まり、合同練習は毎週日曜日のみというハンデを乗り越え、選手権の切符を手にした。斎藤監督は「選手もスタッフも充実しているのでぜひ優勝をもぎ取りたい」と話す。
「最後まで諦めない戦いを」
チームを牽引するのがキャプテンの牧野鉄平君(相模原市立弥栄中3年)と、菰渕(こもぶち)祐人君(川崎市立中野島中3年)、大見昌也君(江戸川区立篠崎中3年)、坂場文哉君(私立日大三中3年)の副キャプテン3人。牧野キャプテンは「最後まで諦めない戦いをしたい。チームのためにしっかり動いて全力を出して勝つ」、菰渕君は「3年生最後の試合なので絶対勝ちたい。飛んできたパスは全部取るつもりで試合に挑みます」と、それぞれ意気込みを語る。
富士通スタジアム川崎での日本選手権は8日の午前10時試合開始予定。
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