神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2018年3月30日 エリアトップへ

市民活動団体検索サイト 1年で登録数300超 総アクセス数は2万件以上

文化

公開:2018年3月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
相談窓口で検索サイトを使用する相談員(左)
相談窓口で検索サイトを使用する相談員(左)

 麻生区内で活動する市民活動団体の情報を一元化した検索サイトが稼働から4月で1年を迎える。現在、登録数は300件を超えており、サイト利用で多世代が地域の市民活動に参画することに期待がかかる。

 「麻生区市民活動団体検索サイト」は、趣味のサークルやボランティア団体などの情報がまとめられたインターネットサイト。麻生市民館や区社会福祉協議会、麻生市民交流館やまゆりで活動する登録団体の情報を集約しデータベース化したもので、区民の地域活動参加を促すことを目的に昨年4月にスタートした。閲覧者は相談窓口や自宅のパソコン、スマートフォンからキーワードや分野、活動日、会費などを頼りに興味のある団体を検索できる仕組みだ。

 同サイトは、交流館やまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンター(植木昌昭理事長)が情報を一括管理し、運用している。同法人によると、開始からこれまでの総アクセス数は2万件以上。市民活動の参加はシニア世代が多いが、サイト導入後は50〜60歳代からの問い合わせが増えたという。植木理事長は「パソコンに馴染みのある定年退職前後の世代で、地域貢献を考える人が利用してくれている」と話す。

 点在していた情報が一括化されたことで「サイトで調べてから、窓口で詳細を聞くという活用も多い」と植木理事長。相談員からも「作業が楽になり相談者の条件に合う団体の提案がしやすくなった」という声が上がっているという。

目指すは全団体登録

 掲載登録数は、立ち上げ当初の265団体から1年で315団体に増加。一方で「区内の市民活動団体は600以上あり、サイトで掲載しているのは全団体の約半数」と植木理事長は話し、「区民への周知を進めて全団体掲載を目指したい」と今後の展望を語る。次年度は広報活動を充実させるほか、システムを使いやすくリニューアルすることも検討するという。麻生区市民活動団体検索サイト【URL】http://asao-act.org/

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook