第97回全国高等学校サッカー選手権大会神奈川県予選会の決勝が11日にニッパツ三ツ沢球技場(横浜市)で行われ、桐光学園が三浦学苑を3対0で破り、2年ぶり11度目の全国大会出場を決めた。
相手は今夏のインターハイ県予選の決勝で敗れた三浦学苑。前半26分、MF西牧蓮君(3年)のパスを受けたMF西川潤君(2年)が相手DF3人をかわし左足で先制。続く34分にはFW敷野智大君(3年)が追加点を決めた。2点リードで迎えた後半、三浦学苑の果敢な攻撃も堅実に守りきり、32分には西川君のスルーパスを受けたMF阿部龍聖君(3年)が3点目。雪辱を果たし、全国への切符を掴んだ。鈴木勝大監督は「選手たちのハードワークが勝因」と試合を振り返り「全国に向け、身の丈にあったことをしていきたい」と話した。
同校では今年、40周年記念事業として全面人工芝のサッカー場が完成。それまでは週に1回芝のあるグラウンドまで1時間ほどかけて移動していたが「移動のストレスもなく、より集中して練習できるようになった」と主将の望月駿介君(3年)。
選手権大会では第75回大会で準優勝したのが最高成績。望月君は「全国の舞台は、みんな小さい頃からの夢。過去の結果を超えたい」と力強く話す。U-16日本代表としても活躍する西川君は麻生区出身。区内から県代表になったこと対し「ずっと育ってきたまちなので感謝の気持ちもこめてやっていきたい」と活躍を誓った。
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