麻生市民交流館やまゆりで26日、「プロが伝える 文章力アップ講座」が開かれた。
同館を運営するNPO法人あさお市民活動サポートセンター設立10周年を記念した6講座の最終回となった今回。東京新聞社会部、運動部などで取材活動を行ってきた佐藤次郎さん(区内在住)が講師となり、文章を書く基本などを解説した。
佐藤さんは論説委員や業界の大御所などが過去に発表した「悪文」を紹介。主語と述語の関係が乱れている、句点が無く読みにくい、美辞麗句が並び過ぎといった実例を指摘していった。
何を書くのか整理して主題は文のアタマに、気負わずリズムを意識しながら、といった10の基本を伝えた佐藤さん。「『自分の伝えたいこと』が読み手にきちんと伝われば、いい文章。チラシや会報など、役所的でない自分の言葉で書いた方が読み手に伝わる」と文章のコツを話していた。
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