レーシングドライバーの宮田莉朋(りとも)さん(19)が10日に麻生警察署の1日署長に就任し、飲酒運転の根絶と年末の交通事故防止を呼びかけた。
12月11日から20日までの「年末の交通事故防止運動」に合わせて実施されたもの。「無事故で年末 笑顔で新年」を標語に、年末の交通量や飲酒の機会の増加にともなう交通事故防止の徹底を図ることが目的だ。宮田さんはSUPER GTや全日本F3選手権などで活躍中。当日は新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキで街頭キャンペーンを行った。宮田さんは「レースでも常に予測して運転している。自分の意識が大切だと思っています」とあいさつ。区内の交通安全啓発団体らと一緒に卓上カレンダーやチラシ約1000部を通行人に配布した。
その後、宮田さんはレーシングスーツに着替えて再登場。レースで使った車両と一緒に写真撮影に応じるなどし、1日署長の務めを果たしていた。
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