平成最後の年末が訪れた2018年。麻生区ではこの1年どのような出来事があったか、取材記事をピックアップして振り返る。
1月…はるひ野中3年(当時)の渡部春雅さんが京都で開催の「皇后杯全国女子駅伝」県メンバーに初選出。渡部さんはトライアスロンや自転車競技の国内大会でも活躍する若き「多刀流」アスリートとして期待がかかる/今年で10回目の節目となった「アルテリッカしんゆり」が記者発表を行い、今後は若手育成の仕組み作りにも取り組みたいと関係者が意気込みを語った。
2月…新百合ヶ丘駅北口に春オープンした複合商業ビル「シティモール」の詳細を取材/川崎市が柿生駅周辺地区まちづくり計画の素案を公表。
3月…開館から40年が経過した市民館岡上分館。地域の拠点として古き良き交流が続く同館の様子を紹介/区内の市民活動団体検索サイトが稼働から1年を迎え、今後の更なる利活用を期待する関係者の声を取材/昭和音大の古海行子さんが「高松国際ピアノコンクール」で初の日本人優勝者に。
4月…区役所前で25年間続いた市民主催のフリーマーケットが最終回を迎えた/黒川地区で新しい栽培法で育てられたアスパラガスが初出荷。ブランド化に向け取り組みを行う市、JAを取材した。
5月…田園調布学園大の図書館が一部改修を行い、小上がりの自由空間が完成。絵本や紙芝居など約3千冊がこの場所に設置された/区内に本社を構える(株)スペースクリエイションズがVR(仮想現実)、AR(拡張現実)を活用した飛び出すデジタル技術で全国展開。
6月…新百合ヶ丘駅周辺の活性を目的に、新団体「新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム」が設立/柿生小学校の校歌作曲者の孫でピアニストの平井李枝さんが行っている同校でのコンサートの様子を紹介。
7月…麻生小5年の税所優香さんが東京・紀尾井ホールで開催の全国大会「ヤマハジュニアピアノコンクール グランドファイナル」に初出場を果たした/王禅寺中央小6年の高橋大地君が日本棋院東京本院で開催の全国大会「文部科学大臣杯 少年少女囲碁大会」に県代表として出場。
8月…農業生産法人カルナエストが区内岡上で生産されたブドウを使った川崎初のワイン「蔵邸ワイン 岡上ロゼ」を完成。観光農業促進に取り組む同法人を取材/早野地区に10万本のヒマワリが咲き誇った/日本映画大学が区と共催で行う、地域の上映活動を担う人材育成の取り組みを紹介。
9月…県が区内306カ所の土砂災害警戒区域の調査を実施。より危険な「特別警戒区域」の検証が進行中/高石地区の地域交通「山ゆり号」が循環コースとなり運行を開始/世田谷町田線の片平工区で道路振り替えが行われる。今回の工期は2025年の予定となっている現状を紹介。
10月…麻生中ダンス部が夏から秋にかけて2つの全国大会に出場/県が9月に発表の基準地価で麻生区の住宅地が川崎横浜で唯一の下落となった件を紹介/小田急グループが国交省の補助金を活用し、黒川駅と栗平駅で多世代交流などを目的とした拠点づくりに取り組む計画を取材/KAWASAKIしんゆり映画祭開幕。バリアフリーなど趣向を凝らす関係者の様子を取材/早野農地管理組合が育てたかぼちゃが区内洋菓子店などとのコラボでハロウィン特別スイーツに。
11月…小田急線黒川駅の構内BGMが読売日本交響楽団の音源となる。地元に練習拠点を構える同団との文化貢献策の一環を紹介/桐光学園サッカー部が2年ぶりに県制覇。11回目の全国大会出場を決める/新百合ヶ丘駅北口商業ビルが開業以来となる大規模改装でリニューアル。
12月…田園調布学園大学が来春「公認心理師」養成の学科などを開設/地域の町会組織、百合ヶ丘勧交会が創立50年を迎え、会のこれまでの取り組みなどを紹介。
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