新たな市政方針を地域課題に照らす 〜自民党川崎市議団 代表質問から〜 川崎市議会議員 おいぬま 純
川崎市議会第4回定例会が12月19日で閉会。様々な市政方針に対し、地域の具体例を示しながら対応しました。
ふるさと納税はマイナス?
全国的に返礼品競争が過熱し、総務省も見直し要請を発表した「ふるさと納税」。川崎市は寄附受入額と寄附金控除額の差額が約43億円に上ると発表がありました。市税流出を食い止めたいところで、市は「川崎市ふるさと応援寄附金」を設け、緑を守る活動等のまちづくりに活かしています。記念品の拡充意向に対し、麻生区の自然を活かす取り組みへの支援を新たに提案していきます。
平成31年度予算編成方針を問う
国の「川崎市財政は独り立ちしている」という判断の下、川崎市は各種交付税額が引き下げられています。その額は約20億円と想定され、ふるさと納税と併せると60億円程度の収入減となります。ぜひ食事や買い物等を地元商店でしていただき、「日頃の経済活動」で市内財政を活性化させて欲しいと考えています。
災害への対応と帰宅困難者対策
北海道地震の際に大規模停電が発生したことは記憶に新しいと思います。先ごろ、災害時に適切な情報を伝達する訓練等が市内で一斉開催されました。万が一、新百合ヶ丘駅で帰宅困難となったときは麻生市民館、21ホール、アートセンター、昭和音大へ誘導されます。むやみに帰宅しようとせず、安全確認が取れるまで身を守って頂きたいと思います。また近隣コンビニ等は災害時帰宅支援ステーションとして協定が結ばれており、飲料水の提供等が受けられますので是非ご確認ください。
道路・公園灯がLED化
市内の道路照明、公園灯が来年度LED化されます。防犯灯がLED化された際は「まぶしい」「光の向きを変えてほしい」等、多くのご意見をいただきました。今回も事前に町内会と地域の方々へ事業者がお知らせを配布する中で、対応いただけるとの事です。時期が参りましたら再度お知らせいたします。
ユニバーサルデザインタクシー増便
市内法人タクシーのU(ユニバーサル)D(デザイン)タクシーの導入車両数を増やす補正予算が可決されました。高齢者や障がい者の方々にも利用しやすい環境づくりが進みます。併せて、ドライバーの方々に車いすの取扱い等「福祉研修」の受講強化を要望致しました。現在、新百合ヶ丘駅南口のタクシー乗り場が整備されましたが、今後病院等にも整備が進むよう取り組んで参ります。
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