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麻生区版 公開:2019年1月25日 エリアトップへ

リリオスで行われる未病講座や食育講座で講師を務める野菜ソムリエの 神野 佳奈子さん 稲城市若葉台在住 37歳

公開:2019年1月25日

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野菜通じて広まる縁

 ○…野菜の知識や調理のコツを伝える野菜ソムリエ。「上手に野菜を取り入れて健康になろうということにつながれば」と、しんゆり交流空間リリオスでも食育や未病に関する講座で講師を務める。各所で行う講座には20代から70代まで幅広い世代が参加。「食は切っても切り離せない共通の話題。違う年代との交流が、私も参加者も刺激になっている」と快活に語る。

 ○…活動の原点はガングロだった女子高生時代。大学進学に合わせ肌を白くしたいと思っていたところトマトがいいと聞きつけた。「それから生と過熱したものと1カ月食べ続けたら肌がまっしろになって。それで、野菜ってすごいなと」。20歳の頃に野菜ソムリエの資格を取得。その後「世間で野菜ブームが到来」し、野菜の豆知識を書いた個人ブログが書籍化されると、コンビニとのコラボ商品発売、テレビでレシピ紹介、全国各地で講演会など活動が広がった。自分で売り込んだわけではなく「伝えることが楽しくて続けていたら、野菜を通じて人が私を広めていってくれた」。

 ○…学生時代のリゾートバイトがきっかけで始めたスノーボードを続ける。今でも冬になると「毎週末、雪山に通っている」ほど。6歳の娘と3歳の息子は「あまり緑のものを食べない」と笑うが、「収穫や料理体験を通じて、ゆっくりと野菜を食べたいという気持ちになってくれれば」とやさしい母親の眼差しを向ける。

 ○…仕事では時短や手軽さをテーマにした料理を紹介することもあるが、調味料の「さしすせそ」といった昔ながらの調理法や伝統料理にも関心が向く。各家庭でおのずと伝わってきた「ひと手間の工夫を、次の世代にも伝えていきたい。でも、おばあさんになってからかな」と笑みをこぼす。食への興味は尽きない。

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