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小田急グループ 多摩線で「職住近接」提案 5月、黒川駅前に複合施設

社会

掲載号:2019年2月8日号

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建設が進む黒川駅前(写真上)と完成後のイメージ(同下)
建設が進む黒川駅前(写真上)と完成後のイメージ(同下)

 小田急電鉄(株)と小田急不動産(株)が5月、グループとして県下初となるシェアオフィスを核とした複合施設を黒川駅前にオープンさせる。住まいの近くで働く「職住近接」の生活スタイルをアピールし、多摩線沿いの魅力向上を図りたい考えだ。

 シェアオフィスとは複数の事業主が職場空間を共有する仕組み。自営業者などの新たな働き方として認知が進んでいる。

 黒川駅前で建設が進められているのはシェアオフィスに加え、飲食店など2区画分の店舗スペース。面積は約2500平方メートルで、5月に「ネスティングパーク黒川」としてオープンする予定。

 これまで小田急グループは都内でシェアオフィス事業を行ってきたが、神奈川での展開は今回が初めてだという。小田急電鉄は「多摩線沿線は子育て世代の流入も増えているエリア。働き方が多様化するなかで職住近接型の暮らしを支援する環境整備が求められていた」と事業の背景を話す。今回は黒川周辺のニーズも踏まえ、飲食店などが併設された複合施設として開業準備を進めている。

栗平駅前にも新スペース

 同グループはまた、3月中旬に栗平駅前の小田急マルシェ2階一部区画を、カフェとレンタルスペースなどにリニューアルすることも発表。

 両駅での拠点づくりは、小田急が向ケ丘遊園や海老名市などで進めている沿線再開発の一環。黒川や栗平周辺は1970年代から開発が進み、同グループも約1300戸の分譲を実施。これまでの入居者に加え、新規居住者の安定居住が課題となっている。小田急電鉄は「都心に通わなくても仕事ができる新しい働き方や地域の交流を生み出すことで、まちの魅力が訴求できれば」と話している。

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