目の前で披露される点前に興味
国際交流イベント「麻生区多文化フェスタ」が、３月２日に麻生市民館で開催された。
当日は２００人以上が来場。同施設で行われている日本語教室に参加している外国出身者やボランティアらがブースに立ち、韓国や中国、インド、ベトナムなどの茶菓を振る舞った。ステージでは中国の伝統楽器、楊琴の演奏や日本の盆踊りなどを披露。茶道のデモンストレーションも行われ、各国の来場者は興味深そうに点前の様子を見ていた。
友人の紹介で参加したというイタリア出身のティツィアーノ・メンコーニさん（29）は「異なる文化を理解するのに良いと思う。茶道についてもっと知ることができてよかった」と感想を話した。主催した麻生区多文化共生推進事業実行委員会の岡倉進委員長は「たくさん来てもらえてありがたい。参加者同士、次に会ったときにあいさつできるようになれれば」と話していた。
来場者の前で楊琴を演奏
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