小田急線新百合ヶ丘駅南口のペデストリアンデッキの水景施設で、今月末まで改修工事が行われている。従来の形を利活用するが噴水設備は復活せず、水路にウッドデッキや植え込みを備えた広場となる。
改修中の場所は新百合ヶ丘エルミロード側とイオンスタイル新百合ヶ丘側を結ぶ水景施設。1982年に設置された。噴水設備の老朽化が進んでいたところ、2011年の東日本大震災で破損し、水流を停止していた。
区は地元住民らと相談し、17年に利活用の方針を決定。一方で噴水の復旧費が多額になることや横浜市営地下鉄3号線延伸により辺り一帯で大規模な工事が行われる可能性を考慮し、噴水は復活しないことになった。先月から工事を開始し、改修後は以前の池にウッドデッキを敷き、水路は植えこみにする。広場の説明書きの設置も検討しているといい、憩いの場として生まれ変わる。
区の担当者は「4月からから使用できる見通し。自由に活用してもらえれば」と話している。
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