麻生区役所にある「レストランあさお」で19日、地元の農産物を使用した「かわさきそだちランチ」が登場した。これは同店と川崎市、JAセレサ川崎直売所「セレサモス麻生店」が連携した食育の取り組み。レストランでは月に1回、メニューの提供を通じて地場産食材のPRを行っていく。
初回となる3月19日に登場したのは「和風若鶏とシイタケの野菜炒め」(600円)。料理に使用したシイタケ、キャベツ、ブロッコリー、ニンジン、トマトに加え目玉焼きに使用した卵も区内産の食材が用いられた。
この日は同メニューを80食分用意したが、午前10時の開店から注文が入り始め、正午過ぎには完売という盛況ぶり。山口賢店長は「通常の定食メニューより100円高い料金設定だったが、いつもと違う料理ということで好評だった。家庭で気軽に作ることができるメニューを今後も提供したい」と手ごたえを話す。
またこの日は区役所2階ロビーで限定ランチの提供と合わせ、地場産野菜の出張販売や地産地消の取り組みを紹介するコーナーも登場。野菜購入者や地場産素材に興味を持った来庁者がレストランを訪れて限定ランチを注文するといった相乗効果も生まれていた。
レストランあさおでは国が定める毎月19日の「食育の日」前後に限定ランチを提供する予定で、次回は4月19日(金)。野菜の直売は不定期開催。取り組みに関する問い合わせは区企画課【電話】044・965・5112へ。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|