麻生区内で活動する団体を紹介する冊子「あさおナビ2019」がこのほど完成。区地域振興課や麻生市民交流館やまゆりなどで配布されている。
冊子は、麻生市民館、区社会福祉協議会、市民交流館やまゆりに登録し会員を募集している団体を紹介し、区民の地域デビューを促すことが目的。2012年と16年に続き3度目の発行だ。
今回は149団体の最新情報を網羅。また区内の「寺子屋事業」と麻生区で活躍する女性たちにスポットを当てた特集を掲載している。
区民記者が執筆
各団体の紹介枠には、活動日時や連絡先等のほかに「あさお区民記者」による取材文が掲載されているのが特徴だ。あさお区民記者は、10年前にやまゆりで行われた養成講座をきっかけに結成されたボランティア組織。区民記者で「あさおナビ」編集長の佐々木直子さん=千代ヶ丘在住=は「区民記者のコラムも増やし、記者の視点がにじみ出ている点が他の冊子とは異なる。読み物としても面白いと思う」と語る。
昨年4月に企画が上がり、1年で完成に至った。「いろいろな方の力を結集して出来あがった。マッチングする団体を見つけて地域デビューの一歩を踏み出してほしい」と佐々木さんは話している。
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