地域巡りや花作りの実習に取り組みながら、岡上地域と交流しようという講座が7月から麻生市民館岡上分館の市民自主学級として実施される。
全6回となる「岡上での花とまちづくり」を行うのは和光大学で学生に花づくりを教えている秋田玄さん(32)。同大出身でフラワーアーティストとしての活動経験もある秋田さんは、岡上の魅力を知る一人。「岡上地域は豊かな自然を生かして花づくりや農業が行われている。これらをテーマにして地域と人の交流が出来ないか」と講座を企画した。講座は同地域で農業に取り組む宮田良亮さん、オープンガーデン「季の庭」が協力。花の植え込みや地元で採れるツルを使ったカゴ編み体験といった企画を行っていく。講座では育てた花をドライフラワーに仕立て、カゴ編みでの活用も検討するなど、連続性のある内容を検討しているという。
「花文化」根付かせたい
秋田さんが思い描くのは、花を生かした岡上のまちづくり。「この地域の横の連携を強くしていきたい。自分のような地元出身でない者や若手農業者が岡上の魅力を活用して、最終的には『花文化』を根付かせて産業が育てられれば」と期待を込める。
講座の日程と内容は7月5日「梨子ノ木緑地のヤマユリ鑑賞に出かけよう」、7月19日「畑で花を育ててみよう【1】」、8月1日「花をテーマにした地域交流をしてみよう」、8月23日「畑で花を育ててみよう【2】」、11月8日「地域の資源を活用しよう【1】」、11月22日「地域の資源を活用しよう【2】」。参加対象は市内在住在勤の小学生以上先着20人(小学生は保護者同伴)。費用として保険代300円が必要。
同講座に関する問い合わせや参加申し込みは岡上分館【電話】044・988・0268へ。
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