上麻生の食パン専門店「アルテの食パン」が、新品種のトウガラシを使った「ちゃまるパン はちみつチーズ」の販売を8月24日から開始した。
同パンの具材として用いられている「香辛子(こうからし)」はハバネロなどから辛味成分を低減させ、香りが高くなった新品種のトウガラシ。川崎区にある味の素(株)の研究所で開発され、市内29軒の農家によって栽培されている。香辛子を使った商品は同店のほか、川崎区の食品加工会社がキムチとして販売を始めている。
これら取り組みは、新技術などの活用を市内中小企業に促す市の支援策の一環。アルテの食パンを経営する長山智寛さん(30)は「香辛子は香りに特徴があり調理に工夫が必要だが、川崎の新たな名産品として根付かせられるよう協力できれば」と話している。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|