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麻生区版 公開:2020年1月1日 エリアトップへ

片平小4年福田佳朋君 先読む力 令和に開花 囲碁全国大会 3度目出場

文化

公開:2020年1月1日

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福田君の囲碁は大人も手を焼く実力に
福田君の囲碁は大人も手を焼く実力に

 市立片平小4年の福田佳朋君(9)が3月、東京都で行われる小中学生の囲碁全国大会「第23回ジュニア本因坊戦」に神奈川代表として出場する。昨年は初めて2つの全国大会に出場するなど、実力が備わってきた福田君。腕に磨きをかけ、3度目の全国に挑む。

 夏の「文部科学大臣杯」(東京都)、12月の「くらしき吉備真備杯」(岡山県)に県代表として初めて出場した福田君。12月に横浜で開かれたジュニア本因坊戦の県代表決定戦は中学生に惜敗も、準優勝で出場権を獲得した。

 全国大会では決勝トーナメントに出ることは叶わず「惜しかった試合もあったので、勝ち進みたかった」と悔しい思いも経験。ジュニア本因坊戦は中学生との対戦もある大会だが「中学生にも勝ちたい」と意気込む。

 祖父が囲碁を打つ様子に興味を持ち、小1の時に「新百合子ども囲碁教室」(万福寺)の門を叩いた。教室代表の一人、古澤功さん(77)は当時の様子を「ほかの子と同じようなゼロから始めた小学生だったが、囲碁への姿勢が熱心だなと思っていた」と語る。

 基礎を学ぶ30級からスタートし、3年余りで7段まで昇格した福田君。「最初は難しいなと思ったけど、相手を見ながら戦い方を変えたり、先を読みながら打つのが面白い」。昨春頃から実力が開花し、相手が古澤さんら講師陣でも歯が立たくなってきたという。

 囲碁はずっと続けたいという福田君。当面の目標は「小学生のうちに全国大会でベスト8にいくこと」と力強く話す。

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