通学路で子どもの登下校を見守る活動を行っている人を対象に、パトロール研修会が1月16日に麻生区役所で開催された。
当日はPTAの校外委員など約70人が集まった。「うさぎママのパトロール教室」を主宰する武田信彦さんが、「市民防犯」の観点から見守り活動のポイントを講演。子ども、保護者、地域の3者が連携する必要性を解説した。また武田さんは、まちの中でできる防犯活動として「(見守り活動をしている人が)笑顔で子どもたちにあいさつをし、犯罪者が出にくい環境をつくること」とアドバイス。「あいさつの種まきで見守りの花を咲かせましょう」と話した。
講演後、参加者は区内16小学校区ごとに、登下校時に多くの子どもが通る場所や交通事故の心配がある箇所などを意見交換。情報を地図に落としこんだ。区は今回の情報を基に、今春入学する小学1年生に配布するセーフティーマップを更新する予定。
参加者で、青少年指導員としてパトロール活動を行っている男性は「あいさつがポイントだと学んだ。心構えを町内会で共有したい」と語った。区担当者は「学区ごとに状況が違うと思うので、地域の人と保護者で有意義な情報共有ができたと思う」と話していた。
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