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3月29日
麻生区子ども会連合会(本田知生会長)は、居住地域に子ども会がない小学生も加入できるように、対象エリアを区内全域とした新しい子ども会新設に向け準備を進めている。同連合会は「空白エリアの解消し、会員の増強を図りたい」としている。
区内では、数カ所の町内会が連携して一つの子ども会を運営している場所もあるが、児童の減少や役員のなり手不足などのため、子ども会がないエリアもある。同連合会は空白のエリアをなくそうと、今年4月から直接運営する「あさお子ども会」新設に向け準備を進めている。区内全域を対象に児童を受け入れることで、会員を増やし、継続的に運営できる地盤を作り、より活発な活動ができるようしていく。今年度は手続き上、既存の子ども会名称を使い、児童たちを募集し新しい名称は2021年度から使用する。
あさお子ども会では、他の子ども会と同様に、季節の行事、スポーツ活動などを行う予定。また独自に遠足などのイベントも企画している。本田会長は「子ども会の活動に興味を持ってくれた児童の受け皿になれれば」と話す。居住地域に子ども会がある場合は、地元の子ども会への入会を後押しする。役員は同連合会役員から選出する。
子ども会の運営は、保護者による役員のなり手不足から一部の保護者に負担が集中し、継続が難しい団体も多い。同連合会では多くの人が参加することで、継続した運営を可能とし、児童たちに健全な場所を提供できたらとしている。小学校を通じて子ども会の活動を紹介したチラシを配るなどして、児童への周知も行っている。
子ども会は町内会・自治会に属することが多く、スポーツ活動、イベント開催などを行うことで、青少年育成、地域交流などを目的にしている。麻生区内には同連合会に加盟している子ども会20団体と、加盟せずに活動している団体がある。区内子ども会への児童の加入者数は900人ほどで、小学生全体の約1割となっている。
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