神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2020年7月31日 エリアトップへ

ミューザ川崎 触る模型でホールを体感 視覚障害者らサポート

文化

公開:2020年7月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
左右対称ではない形が体感できる
左右対称ではない形が体感できる

 ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区大宮町)は視覚障害者への「情報保障」「鑑賞サポート」を目的に、触ることができるホールの模型を制作。7月23日からホールのロビーで来場者に公開を始めた。当面は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためカバーをかけての展示となる。

 ミューザのホールはヴァンヤード(ぶどう畑)形式と呼ばれる複雑なスパイラル構造をしており、その独特な形状から座る位置によって音の聞こえ方が違ってくる。視覚障害のある人がこの模型を触り、ホールの形を体感することで、客席に座って聞くだけではわからない臨場感を得られるという。

 模型は横73cm、奥行き51・5cm、高さ29cm。プラスチック板、MDF板、樹脂素材、木製パネルを使用。スパイラル構造を体感できるように、ホール内のスロープになっている部分はザラザラした感触、平らな部分はツルツルした感触になっている。触りやすさを考え、4階エリアやパイプオルガンは取り外しができる。

 同取り組みは川崎市がすすめる「かわさきパラムーブメント」の一環。同ホールのスタッフが海外旅行先で訪れた美術館の「触れる模型」をヒントに、3年前から(一社)日本舞台美術家協会と打ち合わせを重ね、完成に至った。

 担当者は「視覚に障害のある方だけでなく、幅広い方々に楽しんでもらえれば」と話した。

麻生区版のローカルニュース最新6

旧黒川村を散策

旧黒川村を散策

5月11日 麻生観光協会

3月29日

気持ちの良い麻生川へ

川崎麻生RC

気持ちの良い麻生川へ

桜まつりに向け清掃

3月29日

合同美術展で連携を

合同美術展で連携を

王禅寺団地自治会館で

3月29日

23年度「最も活躍した子」に

上麻生在住今井結菜さん

23年度「最も活躍した子」に

地域団体から表彰

3月29日

麻生の歴史を絵本に

川崎新都心街づくり財団

麻生の歴史を絵本に

市内全小学校へ寄贈予定

3月29日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

436店舗で一斉防災訓練

3月29日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook