王禅寺のたま日吉台病院と川崎みどりの病院で地域住民を対象とした介護体験が先月行われ、8月26日には職業体験として高津高校の3年生7人が参加した。
当日は川崎みどりの病院の介護士が講師を担当。まずは介護士2人が人形を用いて排泄介助を実演した。介護士は「手袋のつけ方外し方、エプロンのつけ方外し方など、順番通りに行うことが大切」と説明。その後は生徒4人が代表で挑戦した。おむつ交換、ポジショニングの変更を体験。同院では1人あたり5分弱で行うという排泄介助。体験した生徒の1人は「患者さんの頭がベッドから落ちていないか、痛がっていないかなど、介助しながら考えることが多いのが大変だった」と感想を語った。
後半は車いすの乗車と操作を体験。介護士は「車いすに乗っている人が怖くないように動かすことが必要」と解説。操作を体験した生徒は「車いすを動かしていると足元だけに注意するなど見る範囲が狭くなってしまった。体験しないと気づけないことだった」と語った。
両院では介護職への転職や考える人向けに定期的に病院内で介護体験を開催している。
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