昭和音楽大学で音響システム「アクースモニウム」の演奏会が11月28日に行われた。
アクースモニウムは電子音楽をコンサートで上演するツールとして1974年にフランスで開発。奏者は電子音楽を再生しながら、音量や音の強さなどを音響調整卓で操作する。
当日、会場のいたるところに設置されたスピーカーは29個。海外の作曲家による作品や奏者の自作曲が演奏され、観客はスピーカーから出る臨場感ある音に聞き入った。
観客が演奏中のスピーカーの前を歩いたりアクースモニウムに触れたりする体験もあり、実際に操作しながら音の変化を楽しんでいた。
演奏会を主催した同大アートマネジメントコースの学生は「珍しい演奏会の機会だったが、満席になった回もあり、アクースモニウムのことが伝わってよかった」と話していた。
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