神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2021年2月19日 エリアトップへ

【Web限定記事】黒川野外活動センター 無添加の味噌づくりに挑戦 1年熟成「出来上がり楽しみ」

文化

公開:2021年2月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
煮た大豆をミンチに
煮た大豆をミンチに

 川崎市黒川青少年野外活動センターで2月12日から14日までの3日間、味噌づくり体験が行われた。

 同センターは、NPO法人国際自然大学校が管理、運営、指導を行い、かつて柿生小学校黒川分校の校舎があった場所を活用して、自然の中で料理や、木や竹を使った工作、ハイキング、木登りといった体験活動ができる施設だ。

 年間を通じてさまざまなプログラムが行われている中で、今回は「くろかわ 里山満喫プログラム『特製黒川味噌仕込み』」と題して、添加物を使わない自然の味噌づくり体験が行われた。

 13日は、3歳から小学生6年生までの子どもたちとその保護者が参加。当日の朝から5時間煮込んだ山梨県産の大豆を、参加者たちはミンチ機で砕き、ペースト状になった大豆を煮汁で柔らかく伸ばした後、同センターの室(むろ)でつくった麦や米のこうじと、塩を混ぜ合わせていった。参加した子どもたちは「紙粘土みたい」「気持ち良い」と楽しみながら、一生懸命に手でこねていき、空気を抜きながらタッパーに詰めて仕込みが終了。仕込んだ味噌は、それぞれ自宅に持ち帰り、半年から1年ほど寝かして完成。食べることができるという。

 親子で参加した小学6年生の女の子は「ここで味噌づくりを体験したのは今回で3回目。2年前に作った味噌を一昨日食べたけど美味しかった。出来上がって、食べるのが楽しみ」と感想を述べた。

 同センターの野口透所長は「コロナで例年よりも人数を減らして実施した。本当なら、味噌を煮るところから参加してもらい、食べ比べなどの体験もしてもらいたかったが、参加された方々が喜んでくれていたので、やって良かった。来年はもっとプラスアルファのいろいろなものを体験してもらいたい」と今後に期待を寄せた。

こうじと塩を混ぜてこねていく
こうじと塩を混ぜてこねていく
タッパーに詰めて仕込み完成
タッパーに詰めて仕込み完成

麻生区版のローカルニュース最新6

旧黒川村を散策

旧黒川村を散策

5月11日 麻生観光協会

3月29日

気持ちの良い麻生川へ

川崎麻生RC

気持ちの良い麻生川へ

桜まつりに向け清掃

3月29日

合同美術展で連携を

合同美術展で連携を

王禅寺団地自治会館で

3月29日

23年度「最も活躍した子」に

上麻生在住今井結菜さん

23年度「最も活躍した子」に

地域団体から表彰

3月29日

麻生の歴史を絵本に

川崎新都心街づくり財団

麻生の歴史を絵本に

市内全小学校へ寄贈予定

3月29日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

436店舗で一斉防災訓練

3月29日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook