社会奉仕団体の川崎麻生ロータリークラブ(田忠会長)が14日、区内で子ども食堂を運営するNPO法人アイゼンに支援金10万円を贈呈した。
クラブの例会で行われた贈呈式に同法人の俵隆典理事と学生代表の伊藤直人さん=人物風土記で紹介=が出席。田会長から目録が渡された。俵理事は「我々に目を向けていただきありがたい。子ども食堂は、地域のさまざまな方が携わって運営できていることを伝えていきたい」と語った。
同法人による子ども食堂は麻生区、多摩区内11カ所で実施。月1回開催し、カレーライスを子どもに100円で提供する。俵理事によると、支援金はカレー以外の食材や飲み物、広報費に充てられるという。
贈呈式後は俵理事による卓話も行われ、同法人の子ども食堂が子育て支援や、川崎北部出身の学生が活動する場になっていることを語った。田会長は「子ども食堂を通じ若い人にがんばってもらいたい。今回に限らず支援を続けていきたいと思っている」と話した。
子ども食堂への支援金贈呈は、川崎と横浜の全55クラブが所属する国際ロータリー第2590地区で、長引くコロナ禍の地域支援策として、一斉に取り組まれている。
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