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多摩川梨、今年も結実 麻生区内で出荷開始

社会

掲載号:2021年7月23日号

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「夏水」の糖度を計測する金子さん(7月15日)
「夏水」の糖度を計測する金子さん(7月15日)

 川崎市で生産される梨「多摩川梨」が、区内でも7月下旬から出荷の時期を迎える。

例年より早く開花

 区内では早野や黒川などで栽培されている多摩川梨。早野の「金子梨園」では十数種類が育てられ、7月から10月まで時期ごとに異なる種類が出荷される。今年の梨について、同園の金子昇さん(84)は「今年は色づきが早い」と話す。金子さんによると、例年より10日から20日早く、3月の彼岸頃には花が咲いたという。それに伴い、実がなるのも早かった。

 神奈川県内で開発され2012年に品種登録された「夏水」は、栽培を始めて7年目。7月15日に糖度を測ると、11度を計測した。「スーパーで売られているのは一般に、糖度12度だと『甘い』と言われる。もう少し日が経てば糖度も高くなり、収穫のタイミング」と語る。今月中には収穫を予定する。

 梨づくりを続けて32年の金子さん。作り続ける中で、毎年天候の影響は大きく、高気温が続いた年もあれば、その翌年は長雨に悩まされたこともあった。

 今、苦労しているのは鳥の被害。「どれが美味しい梨か、カラスなんかの野鳥は知っているよ」と金子さんはジョークを交えるが、「対策に張った網をカラスが嚙みちぎって、それで遊んだり」と肩を落とす。それでも、「1年として同じ年はない。今年も良い梨ができれば」。梨の収穫、出荷は10月まで続く。

市内で約250年前から

 川崎市内では約250年前から梨の栽培が行われている。川崎区から北上するように栽培地が広がり、大正時代には川崎は関東でも大きな生産地に。都市化や太平洋戦争の影響で梨畑は減少したが、市が実施した果樹苗導入の助成で1963年には市内で125万平方メートルの栽培面積を誇った。現在は宮前区、多摩区、麻生区などで栽培されている。川崎生まれの梨には「長十郎」や「生水」などがある。

 多摩川梨は、直売やセレサモスで購入可能。
 

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