「RUNTOMO+あさお実行委員会」に発足当時から参加する 坂本 隆さん 上麻生在住 45歳
みんなで支え合う まちを
○…認知症患者や、家族、支援者、地域住民が参加して、走ってタスキをつなぎ、日本を縦断する「RUN伴(とも)」。姉妹イベント「RUNTOMO+」を手がける実行委員会に2018年の発足当初から参加する。今年は「ハガキ応援プロジェクト」と題し、応援メッセージとクラフトづくりなどの写真投稿を受付。「『認知症にやさしいまちづくり』をめざして、少しでも理解を広げていきたい」と呼び掛ける。
○…介護・福祉サービスを全国展開する企業に勤務し、新規事業開発や、新規拠点開発に携わる。「地域を盛り上げていきたい」と思っていた際に、RUNTOMOの実行委員会に誘われ参加。多職種の人たちと、認知症当事者が暮らしやすいまちのために取り組むことにやりがいを感じている。「顔の見える関係づくりが少しずつでき始めている。このイベントを今後も継続していきたい」と意気込む。
○…北海道出身。大学卒業後に勤めた会社で、まちづくりのコンサルタントをしていた。「逆の立場で当事者になりたかった」。その思いと東京で働く夢を捨てきれず上京し、今の会社に。仕事以外にも、自ら多職種交流会を開くなど「福祉のまちづくり」に奔走する。「違う業界にいた人間だから見えることもある。福祉の制度の網からこぼれる人を救っていきたい」と志は高い。
○…趣味は写真。休みには、寝袋を持って「ふらっと」風景写真を撮りに行く。自然もあり、利便性の高い麻生区はお気に入り。「理解してくれる人が多い。さまざまな立場で頑張っている人をつないで大きなパワーにしていきたい」と微笑む。今の取り組みの灯を絶やさず、継続を。「認知症の方や、高齢者をみんなで支え合えるまちにしていきたいですね」
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