絵本の読み聞かせと体験談を通じて英語に親しんでもらおうと、区内高校生が小学生向けにしんゆり交流空間リリオスで今月イベントを行う。7年英国で過ごした経験をいかし「地域の子どもたちにも英語に興味をもってほしい」と話す。
企画者は、区内在住の高校2年生、山口さん。父親の転勤で3歳から6歳、10歳から14歳の時期を家族とともに英国で過ごし、現地の学校に通った。当日は、絵本「おちゃのじかんにきたとら」を英語と日本語でそれぞれ読み聞かせ。その後は本のキャラクターなどになりきる「ワールドブックデイ」など、山口さんが体験した国際文化を紹介する。
学んだチャリティの心
英国の生活で「チャリティや寄付が活発なことが印象に残っている」と話す山口さん。帰国してしばらく経ち、ボランティアをやってみたいという思いが芽生えた。時間のある夏休みに「得意の英語で何かできないか」と考えたのが、英語絵本の読み聞かせだ。日本で生活していても英語の必要性を感じるといい、「英語が話せれば世界が広がる。小学生にも海外に興味を持ってもらえる機会になれば。貴重な経験を共有したい」と思いを寄せる。
イベントは8月21日(土)、午前11時から30分ほど。対象は小学校中学年以上で定員12人。参加費無料。
予約はリリオスHPか、【電話】044・281・5036(平日9時〜17時、15日まで休業)。
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