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麻生区版 公開:2021年10月15日 エリアトップへ

【Web限定記事】川崎市長選 立候補予定者 政策訴え 川崎JC 公開討論会

社会

公開:2021年10月15日

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政策を訴えた福田氏と市古氏(左から)
政策を訴えた福田氏と市古氏(左から)

 任期満了に伴う川崎市長選挙(10月17日告示、31日投開票)を前に、川崎青年会議所(JC/新井文人理事長)は10月5日、立候補予定者の公開討論会を川崎商工会議所で開催した。

 現職の福田紀彦氏(49)と新人の市古博一氏(73)が「まちづくり計画」「教育」「防災」「出産・育児」をテーマにそれぞれ政策を訴えた。

 まちづくりについて福田氏は「都市もまちも年を取るので新陳代謝が必要だ」とし、「道路を太くし、公園を造るなど、計画的に行ってきた」と実績をアピールした。市古氏は「まちづくりの主役は住民だ」と強調。「その声を聞くことを大切に進める。住民合意のない都市計画は見直す」とした。

 教育について、市古氏は「行政は教育条件の整備、充実に力をいれるべき。学校と地域を支援し、よりよい環境を保障するのが市長の役割だ」とした。そのうえで「少人数学級を中学3年生まで進めたい」と構想を述べた。福田氏は「今の教育は履修主義だが習得主義にすべきだ」と主張した。GIGAスクールは学習履歴が残り、習熟度もわかると評価。今後、学習状況調査を実施し学習の改善につなげるとした。

 防災について福田氏はデータに基づいた効果的な対策を打つ必要があるとし、市古氏はコンビナート上空の航空機の飛行禁止を訴えた。

 出産・育児について市古氏は「子育てをするなら川崎でと市民に評価されるまちにしたい」と語り、現状は小さな子を持つ世代の市外への転出が多いこと指摘。園庭のある保育園の建設を進めるとした。福田氏は保育園の数が8年前の220から現在は520と倍以上に増えたことを強調。園庭のある保育園については「リアリティがなく、その前提では保育園整備は進まない」とした。

 討論会の模様は川崎JCのウェブサイトで配信中。

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