市立東柿生小学校(井上清一校長)の6年生80人が10月29日、早野聖地公園で、同公園里山ボランティアの協力のもと、下草刈りを体験した。
同公園の里山ボランティアは、公園内の保全や管理を通じた地域振興と文化の継承を目的に活動。同校とは15年ほど前から交流を続けている。
今回は、地域とのふれあいを通じて、里山の保全活動を行おうと、同校児童と下草刈りを行うことに。児童たちは、小泉会長から「刈り取った草は地面の水分の蒸発を防ぐ」「下草が生えにくくなる」「里山の景観向上」「土砂の流出防止に役立つ」という下草刈りについての説明を受けた。その後、10年前に同校の先輩たちが植えた木のまわりの下草を鎌で刈り取っていった。
途中、里山について学習する児童から小泉会長がインタビューを受け、撮影する場面も。体験した児童は「自然を守ることで環境を大事にしていきたい」「下草刈りは大変だった。なるべく多くの人に里山を知ってもらい、より良い場所にしていきたい」と話した。
同校では、今後里山について学習したことを保護者や地域に向けて発表する予定だという。
小泉会長は「子どもたちが大人になっても、里山が大事な場所になっていくように保全を続けていきたい」と話した。
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