映画音楽のジャズをテーマにした演奏会が、12月9日(木)に昭和音楽大学ユリホール(上麻生)で開催される。企画からチケット販売、運営までを手がけるのは、同大アートマネジメントコースの学生たちだ。
公演名は「シネマジャズ―ジャズピアノでたどる、名作の数々―」。アカデミー賞受賞作品の『ラ・ラ・ランド』『ティファニーで朝食を』『ニューシネマ・パラダイス』などから、映画音楽をジャズアレンジで披露する。出演は、秋田慎治(ピアノ)、安ヵ川大樹(ベース)、海野俊輔(ドラムス)、akiko(ボーカル)の各氏。
学生が企画、制作する演奏会を年3回ほど行っている同コース。企画したのは、3年の道崎真愛さんだ。映画鑑賞が好きだという道崎さんが、「近年のアカデミー賞作品にジャズを扱っているものが多い」と気づいたことが企画の原点。「ジャズの自由さが、人種などの多様性を表現するのに映画の中で使われていると思う。今の時代にあったテーマを演奏から感じてもらえたら」と道崎さんは話す。
2部制で、10曲ほどが演奏される予定。聞きどころについて道崎さんは「いろんな人に愛されている名曲の新しい聞き方を提供する。映画好きもジャズ好きも楽しんでほしい」と語る。広報担当の鈴木杏さん(同3年)は「コロナ下、ストリーミングを利用し、家で映画を見る人も増えたと思う。今回はぜひ、外の演奏会に足を運んでもらえたら」と力を込める。
午後6時開演。一般3千円、学生1500円。申込み等詳細は同大チケットセンターサイト。
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