緊急事態宣言が明けて、数多くのイベントが予定・開催されるようになってきた。日頃からイベントの案内が編集室にも数多く届く。麻生区内で行われるイベントで、よく利用される会場が麻生市民館だ。
ただ、時々編集室で頭を悩ませているのが、その呼び名。チラシに「麻生市民館」と書いてあるものがほとんどだが、中には「麻生文化センター」と書かれているものもある。住所は同じ。どちらの名称で紹介するべきか。それが頭を悩ませる原因だ。
そこで、麻生市民館に聞いてみた。同スタッフによると「『麻生文化センター』は、『麻生市民館』と『麻生図書館』『市民ギャラリー』が一体となった建物の総称なので、どちらも間違いではありません」と話す。
1982年7月に多摩区から分区して麻生区が誕生。区役所が開設された。それから3年かけて、教育施設建設委員会による答申に基づいて設計され、85年4月にオープンしたのが麻生文化センターだ。同センターは、市民館、図書館、ギャラリーが一体となった複合施設で、知的創造と市民交流の場として、開設された。特に市民館は、市民の生涯学習を支援する教育機関として、開館以来、麻生区民を対象に教育・学術・文化に関する各種の学級、講座を実施するだけでなく、麻生区の文化の発信拠点として親しまれてきた。
同館スタッフによると「利用される方は、市民館のホールや会議室を使われることがほとんど。それらは、市民館内の施設なので、催しの会場名は『麻生市民館』の方が皆さんにとっても馴染みがあると思う」と話す。続けて「ですので、今後は会場名を『市民館』にしていただいた方が良いかと思います」と話してくれた。
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