桐光学園バスケ部が、今月23日に開幕する全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に神奈川県代表で出場する。2年連続7回目だが、昨年は新型コロナ陽性者が出たことで出場辞退。2年分の思いで全国のコートに立つ。
一試合もできなかった昨年のウインターカップ。前田健(けん)冴(ご)主将(3年)は「出場できず、とにかく辛かった」と振り返る。同時に「絶対に次は出る。勝ちたい気持ちはどこにも負けない」とすぐに気持ちを入れ替え、新体制が稼働した。
「激しいディフェンスから素早く攻める、スピード感あふれるプレー」を持ち味に、関東大会で3位、6大会連続出場のインターハイではベスト16に。9月の県予選で優勝し、念願のウインターカップの切符を手にした。
開幕まで3週間を切った3日の練習では、オフェンスを繰り返し確認。高橋正幸監督(54)からは「良い練習になっていない。集中しよう」と檄も飛んだ。前田主将は「オフェンスかみ合って合っていないところやディフェンスもまだ甘い」と課題を語り、大会まで厳しい練習が続く。
高橋監督は「せっかくこの代が掴んだチャンス。日々成長し、仲間で泥臭いことをやってほしい」と期待する。
初戦は24日、東京体育館で大阪桐蔭(大阪)と対戦。前田主将は「去年の分まで思いを背負い、いろいろな人へ感謝しながら、自分たちのカラーで戦いたい」と意気込む。
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