川崎市の「成人の日を祝うつどい」が１月10日、川崎市とどろきアリーナ（中原区）で開催された。密回避のため、昨年に続き３部制で、オンライン配信も行われた。市によると新成人１万３９３５人のうち、会場参加は６１６３人、配信の最大同時視聴者数は１２５５人だった。
式典で福田紀彦市長は「辛い過去にもしっかり向き合うことで、その経験があってこその自分だと捉えられるようになる。今後も困難が待ち受けているが、自分の力にしていってほしい」と激励した。新成人の代表としてあいさつした麻生区の菅貴仁さんは「音楽のまち・川崎」の中で経験してきたことに触れ、「育ててくれた街に貢献し、立派な社会人に成長できるよう日々精進していきたい」と語った。
年明けに新型コロナの陽性者が急増し、式典中止の自治体もある中、市は｢一生に一度の大切な式典｣として開催した。
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