将来に向けた地域づくりを住民とともに考えていく「あさお希望のシナリオプロジェクト」の会合が4月24日、麻生区役所で開かれ、任意団体「あさお希望のシナリオ実行委員会」が新たに発足することが決まった。
同実行委員会は、麻生区全域のさまざまな団体等の活動や支援、コーディネートを行う「(仮称)麻生区ソーシャルソーシャルデザインセンター(SDC)」の設立に向けて、5つのプロジェクトを試行することが目的。区内で介護事業や調剤薬局の事業に携わり、複数の子ども食堂にも関わる、俵隆典さん(「結」グループ代表)が実行委員長に就任し、43人のメンバーで活動していく。【1】コーディネート事例のヒアリング&発表(マッチング)【2】SDCカー(移動式拠点による市民の困りごと相談)【3】WEB&SNS(LINEやフェイスブックなど)【4】広報ハロープロジェクト(チラシ・パンフレットの作成)【5】新たな参加を促すイベント(区内で活動している団体を集めたフェスティバルなど)を、今年10月をめどに試行。今年度中に検証を重ね、来年度にはSDCのモデル実施を目指す予定だ。
「あさおの希望のシナリオプロジェクト」には、地域住民や区内の各団体から約50人が参加。2010年1月からワークショップなどを重ね、10年後に向けた誰もが幸せでいられる地域づくりの検討を進めてきた。実行委員会の発足により、SDC設立に一歩近づく。俵実行委員長は「麻生区らしく取り組み、来年度のモデル実施に向けてしっかりとつなげていきたい」と抱負を語る。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|