麻生いけばな協会主催の花展「卯月の風」が、4月23日から25日まで麻生市民館市民ギャラリーで行われた。会期中は約500人が作品の鑑賞に訪れた。
同会は1984年に発足し、麻生区近隣に住む池坊、小原流、古流松藤流、嵯峨御流、紫雲華、草月流、美風池坊の7流派の師範が会員。同会場では初めて花展を開催し、14人が作品を披露した。それぞれ使用した花器や草花は異なり、流派の様式に沿った季節を感じさせる作品から、アート作品のような自由な形式のものまで、個性豊かに並んだ。
3月には「アルテリッカ美術展」で合作を展示したが、今回は個人作品の展示。同会の長澤順子会長は「会員も気合を入れて臨んだ。たくさんの方に、草花を生かして表現した作品を見ていただける機会になってよかった」と話していた。
同会の作品は、週替わりで麻生区役所ロビーに展示するほか、川崎市アートセンターでも見ることができる。
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