麻生台団地の住民によって結成された「麻団KIZUNAネットワーク」によるイベント「健康チェックの時間」が5月19日、同団地A集会所で開催され、近隣住民が血管年齢や、野菜摂取レベルの測定を行った。
同団体は、高齢化する麻生台団地の住民の孤立化を解消するため、2021年4月に結成。住民の電話相談、講演会、粗大ごみの処理など住民に寄り添った活動を行っている。
今回は、今年1月以来のイベントとして、明治安田生命、麻生区役所と連携して健康チェックを企画。明治安田生命は、地域貢献活動として「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」を実施しており、川崎市と健康増進等の連携協定を結んでいる。その縁もあって今回、企画が実現した。
当日は、明治安田生命の協力により、血管年齢、野菜の摂取量を手のひらや指で測定する機器を使って、集会所に集まった近隣住民の健康をチェック。血圧も測定し、それぞれの健康や生活に関するアドバイスを送った。
参加者は「血管年齢は大丈夫だったけど、野菜が足りなかった。病院に行かなくてもこうしたチェックができてありがたい。アドバイスをもらえたので、今後の生活の参考にしたい」と話した。同団体の照沼妙子代表は「皆さんの外出機会と健康チェックを兼ねて実施した中で、多くの人に参加してもらえた。今後は、睡眠チェックや骨密度測定なども検討していきたい」と次回に意欲をみせた。
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