麻生区青少年指導員会(渡辺孝一会長)は6月25日、恒例の新百合ヶ丘駅周辺の夜間パトロールを行った。
同会は、町内会や自治会、子ども会など地域と連携しながら、青少年の健全な育成活動を推進している。その活動の一つが、月に2回行われる「愛のパトロール」と称した夜間パトロール。区内を3ブロックに分けて見回るほか、人通りの多い新百合ヶ丘駅周辺の見回りを行っている。
「日が延びる夏場は、遅くまで子どもたちが外を出歩いていることが多い」と渡辺会長。今回のパトロールでは、指導員18人が区役所を出発し、万福寺檜山公園、弘法松公園、新百合ヶ丘マプレなどを見て回った。途中、公園のトイレもチェックしながら、子どもや学生に会うと「こんばんは」「気をつけて帰るんだよ」と声を掛けて回った。指導員の唐鎌久子さんは「団体で見回ることで犯罪抑止になる。声を掛けると返してくれる子もいて良い活動だと思う」と活動意義を語る。渡辺会長は「10年前よりも、たむろしている子どもたちが減った。パトロールの仕方なども警察に相談しながら行っていきたい」と話す。
今後、区内各所で開かれる夏祭りのパトロールや、恒例イベント「あさおわくわくウォーク」の開催、スポーツ大会などの協力も行っていく予定だ。「コロナで活動が停滞していたが、徐々に世の中が戻ってきている。子どもたちの生き生きとできる環境をつくっていくことが大人の役目。これからも子どもたちを温かく見守っていきたい」と今後の抱負を語った。
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