近所の多世代が集い、交流する活動「ふらっとリビング」が7月13日、栗平のカフェ&スペースL・D・K・で開催された。参加した小学生は、牛乳パックや卵パックなど身近な材料で楽器をつくり、演奏した。
「ふらっとリビング」は、地域での見守りや交流のきっかけとなるコミュニティづくりを行うことを目的に、2020年に市民団体ふらっと新百合ヶ丘(中村ふみよ代表)と区の協働で開始。毎月第2水曜日に栗平の同所で開催し、今年度の麻生区市民提案型協働事業に採択されている。
今回は、近隣の小学生17人が参加した。「音楽工房 座MARU」の丸山哲郎さん、博子さんが講師となり、楽器作りを実施。参加者は、空の牛乳パックやプラスチックの卵パックの中に、トイレットペーパーの芯の一部、使わなくなったボタンなどを入れ、振ると音が鳴る楽器を工作した。
完成すると、哲郎さんが電子ピアノで奏でる音楽にあわせて、リズムあそび。博子さんの「楽しく」「ここは静かに」といった指示にあわせて、子どもたちは音を出して楽しんだ。1年生の女児は「楽器作りや音楽にあわせるのが楽しかった」と感想を語った。
博子さんは「普段なら捨ててしまうものでも楽しい楽器になる。子どもたちが喜んで音を出してくれて良かった」と話した。ほかにも、食の防災訓練として経口補水液づくり体験や、明治大学農学部の学生による魚に関する食育ワークショップが行われた。
次回は8月17日に夕涼み会を予定。
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