鶴見川流域の治水機能や自然環境について学ぶ「ファミリー体験学習in鶴見川〜巨大地下トンネル見学と川の生きもの観察〜」が7月1日、恩廻公園調節池、鶴見川で開催された。区内在住の16組32人の親子が集まり、トンネルの見学、鶴見川で捕れた生物たちの観察を行った。
主催は麻生区役所地域ケア推進課、協力はNPO法人鶴見川流域ネットワーキング、和光大学地域連携研究センター。
子どもたちに地域資源を知ってもらうことを目的とした同イベント。当初は鶴見川に入っての生きもの捕りが予定されていたが雨天のため中止に。参加者たちは地下トンネルを見学後、恩廻公園調節池の管理棟に移動。和光大学スタッフによるドジョウ、モクズガニ、ヌマエビなど鶴見川に生息する生物たちについての説明に耳を傾けた。
説明会の後には、実際に生物に触れる観察コーナーが設けられ、水槽中の魚たちと目線を合わせて楽しむ子どもたちの姿が見られた。
参加した三上航輝さん(12)は「鶴見川にはさまざまな種類の生きものがいることが分かった。特に海から鶴見川に向かって42キロも移動するモクズガニはすごいと思った」と感心した。
主催した区地域ケア推進課の担当者は「子どもたちが間近で喜んでいる姿を見れてよかった。トンネル見学も2年ぶり。良い機会になったのでは」と安どの表情を浮かべた。
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