地域で活動する100人の話を聞き、人と人をつなぐイベント「川崎麻生100人カイギ」が12月10日(日)、新百合21ホール第1会議室で開催される。同イベントは全国各地で行われており、麻生区での開催は今回が初。「地域活動やコミュニティーづくりのきっかけになれば」と主催する同実行委員会の冨長勇哉実行委員長は期待を寄せる。
「100人カイギ」は、地域で活動をしているゲストを毎回5人招いて話を聞き、参加者同士でゆるやかなコミュニティーをつくっていくイベント。登壇者が100人に達すると解散する。2016年に東京都港区での開催を皮切りに、全国各地で行われている。
麻生区で初めて開催される今回、地域情報化NPOおきゃくやの浅井聖一さん、(株)ケイグラフィックアートの影山博史さん、(株)日本ライフケアの俵千枝さん、(有)ミツバチの松倉圭吾さん、(株)エリアブレインの吉本大祐さんが登壇。それぞれの活動について語る。5人の話の後には、参加者同士で触れ合う交流タイムも設けられる。
午後2時から3時30分まで。参加費は1千円(18歳以下は無料)。定員は40人。申込みはウェブサイト(「麻生区100人カイギ」で検索)から。問い合わせは【メール】asao100ninkaigi@gmail.com。
SDC設立に向け
同イベントは、人や団体・企業、資源・活動をつなぐコーディネート機能、プロデュース機能や人材育成、まちのひろばへの支援等の機能を持つ組織「SDC(ソーシャルデザインセンター)」の設立に向け、活動する「あさお希望のシナリオプロジェクト」の取り組みの一つ。同プロジェクトでは、現在4つのチームに分かれて試行、検証を行っている。今回のイベントは「人材育成チーム」の発案で発足した、区民有志による実行委員会が主催し、冨長実行委員長ら7人が中心となって準備を進めてきた。冨長実行委員長は「麻生区魅力として、人にスポットを当てるのがこのイベント。地域でやりたいことなど皆さんの意欲を発信するきっかけになれば」と期待を寄せる。
毎月の開催を目指しながら、100人の登壇を目指していく。「いろいろな方に登壇してもらって、活動への思いを知ってもらうことで、麻生区をより好きになってほしい。『話をしたい』『話を聞きたい』という方は、参加を」と呼び掛けている。
麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|